株式会社あるやうむは2020年11月に誕生し、2021年の11月からふるさと納税NFTの事業を開始しました。
当社は「NFTによる地方創生」をミッションとして、いますぐチャレンジをしたい自治体・地域の皆様に、NFTという先端技術を提供し、地域の魅力を発信すると同時に、地域経済の活性化に貢献する取り組みを行っています。
今回はあるやうむ創業者の畠中博晶に、あるやうむ創業までのストーリーを聞きました!
目次
東京の生活に飽きた小中高時代
地方創生を志し京都へ、仮想通貨と出会う
〜〜〜〜次回〜〜〜〜
あこがれの街札幌に移住
あるやうむ創業・運命の出会いでJPYCへ
ふるさと納税NFTを開始
創業までのストーリー
東京の生活に飽きた小中高時代
こうして、改めてインタビューされると緊張しますが(笑)
あるやうむを創業した経緯を話す上で、学生生活のストーリーが欠かせないのでそこから話をしますね。
私は都内で小中高と学生生活を送ってきて、小学生の時から塾に通い中学受験をし、高校は東京でベスト16くらいに入る進学校へ入学することができました。ですが、そんな中で自分と周りの優秀な学生との間にある大きな差を感じて、いくら自分が頑張ってもこの人達には勝てないと、「人と同じことをやっても仕方がない」と、中学生ながらに思いました。
ーどんなところに差を感じましたか?
当時、中学受験に英語は必要なかったんですけど、入学するとみんな当たり前のように、英語ができる状態で。私は最初のテストで0点だったことをよく覚えています。他にも、周りの子は百人一首を覚えている、バイオリン・ピアノができるなど多彩な子が多かったです(笑)
この時から幼いながらに、生まれながらに持ったレベルの違いに気づき始めていたのかもしれないですね、それで、優秀な人には東京では勝てないと思って、その人達ができないことをしたいと思うようになったのが、起業への始まりだったかもしれないです。
地方創生を志し京都へ
都内での生活に疲れたため、大学では一番好きな町である札幌の北海道大学への進学を目指しました。ですが、都内の地方大学に対する考えで、両親の反対にあい、しぶしぶ、京都へ進学することになりました。
ー京都での学生生活はどうでしたか?
とても驚いたことがありました。京都大学って日本で2番目の大学なのに、東京の進学校の高校生の方が圧倒的に京大生よりも頭がいいんですよ。京大も後に進学する北大ものんびり生活をしている人が多くて、東京においていかれていく。首都圏と地方の情報格差を身にしみて感じました。
結局、優秀な人は東京に残ってしまうし、地方でガッツがあり、優秀な人もみんな東京に行ってしまうのだと。一方で、地方に残りたいけど、いい仕事がなく、東京に出ていってしまう人も大勢いると知り、「地方こそお金を稼がないといけない」と京都で大学生活を送っていた時に感じました。
ー「地方こそお金を稼がないといけない」その理由は?
お金を稼いでいる地域が、お金を稼いでいない地域から、資源を集めていることが理由で東京一極集中になっているので、地方のボトルネックはお金を稼ぐところにあるんですよ。しかし、行政や学者は立ち入る事ができないから、誰かがやらないといけない。
ー稼ぐ手段で仮想通貨を選んだ理由は?
大学がつまらなかったのと、2017年の4月に世界で初めて資金決済法の改正が施行されて、仮想通貨の年になったのをニュースで見て、仮想通貨を始めました。後から考えると、滋賀では大阪までいかないと良いバイトがなかった一方で、仮想通貨は場所を関係なくできたことも相性が良かったです。仮想通貨で溜まった資金で、ようやく札幌移住を叶えました。
ーあるやうむの中では親から「免許を取る」と伝えてもらった教習所代を20万を元手に仮想通貨を始めたことは、みんなが知っている話ですね(笑)
次回、念願の札幌移住からふるさと納税NFTを始めた理由