このたび、北海道えりも町が好きなイラストレーターに作品のオーダーができる「イラストレーターふるさと納税」の返礼品の提供を始めました。
今回は、どこかほっこりする絵柄のイラストを制作されている、イラストレーターのジョリーさやか先生(@jolie3844)にご参加いただくことになり、ジョリーさやか先生のことや今回の取り組みについてインタビューをさせていただきました。
ジョリーさやか先生のプロフィール、イラストの作風について教えてください。
はじめまして、ジョリーさやかです。現在、神奈川に住んでいる道産子です。
「ジョリー」はフランス語で「可愛い」という意味。以前、フランスに住んでいた際の私のニックネームです。響きも可愛いし、この呼び名が好きなので自ら名乗ることにしました(笑)。自分で自分を褒めるタイプです。
私のイラストは、浮世絵に影響を受けています。
子供の頃「絵の才能がある!」と学校の先生に言われ、先生が買ってくれた画材(油絵など)で午後は通常の授業に参加せず、ゴッホの模写に打ち込んでいました。ゴッホの絵に関する解説図を見ながら。そして構図がいかに大切かを学び、写実よりも画家にとっての主観的な印象を優先させるデフォルメ描写にのめり込んで行きました。大人になり、よりゴッホについて学ぶと彼は浮世絵に深い繋がりがあると分かり、私はゴッホを通じて浮世絵から影響を受けていることに気付きました。
絵のお仕事をされるうえで、大切していることがありましたら、教えてください。
クライアントが大事にしていることや興味がありそうなことを最大限に表現できるイラストを心掛けています。
影響を受けたイラストレーターや、クリエイターの方はいらっしゃいますか?日頃の創作のアイデアはどのように湧いてくるのでしょうか?
ゴッホや浮世絵絵師。シンプル、大胆かつ目を引く構図に影響を受けています。
創作のアイデアは、連想ゲームのようにワクワク考えながら出していきます。例えばクライアントが鳥好きな場合、お題に基づきその土地にゆかりのある鳥たちを集結させてみたり。一目見て、「楽しそうだな。コレは何だろう」と目を引くものを考えています。設定に基づいて情報を収集する感じです。
今回ご参加いただく「イラストレーターふるさと納税」の取り組みは寄付が入ってから作品の制作となります。この取り組みについて初めて聞いた時どう感じましたか?
イラストでふるさと納税ができるのは、とても良い仕組みだと思います。
今回、北海道えりも町の「イラストレーターふるさと納税」のイラストを作成したのですが、寄付が入ってからの作成は安心感がありました。イラストを描くにあたり、えりも町について詳しく調べました。子供の時に家族旅行で行ったことがありますが、それだけだとぼんやりとしたイメージしか湧かず…
調べることによりえりも町の魅力に気付いたり興味関心が強くなりました。私も「えりも町の応援団員」の一員という気持ちが自然と湧き出て、えりも町愛に目覚めていきました。イラストレーターもその自治体の虜にすることもできる可能性もあるので、結果としてえりも町のプラスに働くと思います。
実際にイラストを制作し、原稿料を受け取るまでのプロセスはどうでしたか?従来の個人間取引と比べて感じた違いについても教えてください。
直接クライアントとのやり取りがないので少し寂しいかもと思いきや、調整役がいることはとても心強かったし、ただひたすらイラスト制作に打ち込むことができ、こういうのも有りだなと思いました。ありがとうございました。
イラストレーターふるさと納税では、イラストレーターごとに専用の寄付サイトが作られますがその点についてどのように感じていらっしゃいますか?
自分専用のページができてとても嬉しいです。
また、他のイラストレーターのページも色々見ることができ、勉強になるし興味深いです。
他のイラストレーターの方々におすすめするなら、このサービスのどんな点を伝えたいですか?
イラストを通して、社会(地域)に貢献できる。
間に(株)あるやうむさんが入り、クライアントと調整を担って下さるので気持ちが少し楽。
広く門戸開いているので気楽に参加できる。
最後に、イラストレーターとして今後の活動のお知らせや、これから挑戦したいことなどあればお聞かせください。
絵本や絵日記に挑戦したいです。楽しみにお待ち下さい。完成した際は、是非読んで見て下さると嬉しいです。
よろしくお願いします。
\ ジョリーさやか先生の返礼品はこちらから寄付をして依頼ができます!/
このたびはお忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
ジョリーさやか先生のイラストは、カラフルな色使いがとても素敵です!これからも先生の作品を楽しみにしています!