【地域おこし協力隊DAO】日本一小さな村『富山県舟橋村』で取り組み開始!

株式会社あるやうむは「地域おこし協力隊」と「デジタルコミュニティ(DAO)」を掛け合わせて地域を活性化するサービス『地域おこし協力隊DAO』の第三号の取り組みを、富山県舟橋村で開始します。地域おこし協力隊員がつくるDAOによる「関係人口創出」と「イノベーティブな地域課題の解決」が目的です。自治体のDAO設立への取り組みを推進し、地域活性化とDXを加速させます。本取り組みは2024年7月1日から開始します。

※本取り組みはデジ田交付金での対応も可

目次

DAOとは?(4800億円の予算をデタル庁が今年度計上したweb3.0の基盤技術)

 DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは、分散型自律組織のことで、インターネットを介

して全国各地から参加者が集まるデジタルコミュニティです。参加者は単なるファンではなく、プロジェクト

の一員として自分事のように積極的に取り組むことができます。参加者全員が対等な立場で企画立案・意思

決定に関わることができるのが特徴です。

(デジタル庁web3.0研究会DAO設立へ)

※引用元:デジタル庁web3.0研究会フォローアップ会議資料より)

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DAOの利点は?

 自治体がDAOを導入すると、自治体外の人々が地域の多様な課題解決に主体的に関われる仕組みができま

す。彼らの新鮮な視点と知見が、地元住民の想いやアイデアと化学反応を起こし、多様な課題に対してイノべーティブな解決策を生み出せます。DAO参加者は主体的に活動することで地域への理解と愛着を深め、強固な関係人口

を創出します。DAOは地域外の人材を巻き込み、持続的な地域発展を後押しする基盤になりうる存在として国も推進しており、全国的に利活用が広がっています。

予算は?

 地域おこし協力隊制度を活用し特別交付税範囲内(10/10)で実施します。地域おこし協力隊の制度範囲内で『適任者の募集・選定』『着任中サポート』『デジタル技術の提供』の3つのサービスを一気通貫で提供することにより、自治体職員さんの負担を少なくしながら、自治体のDAO設立への取り組みを強力に後押しし、地域活性化とDX推進に寄与します。

導入状況や今後の予定は?

・第一号:北海道余市町

・第二号:鳥取県鳥取市

・第三号:富山県舟橋村

 革新的施策として多くの自治体様からの問い合わせをいただき、補正予算対応による本年度夏季や秋季での開始、来年度当初予算での地域おこし協力隊DAOを開始に向けてご相談いただいており、来年度当初予算段階では20以上の自治体様が取り組む想定の施策です。

(北海道余市町での取り組み事例:無料参加可能のワークショップ開催&終了証となるNFT配布)

(北海道余市町での取り組み事例:上記画像を終了証となるNFTとして発行。思い出・経験を刻む体験を提供。)


(5)【富山県舟橋村で開始】着任者紹介と業務内容

①着任予定者紹介(内定者)

にしけんさん(@nishiken_san)

【プロフィール】

会社員のエンジニアとして働きながらNFTに触れ、webエンジニアの面白さに気づき独立する。コミュニティの人が楽しく面白くなれるwebアプリやミニゲーム等のコンテンツを制作中。

・実物を見て触れることを大切に

職業柄PCやネットワークを用いるなど実物に触れず写真や動画を通して見ることが多いにしけん氏。しかし、実物に触れながらエンジニア業務を行うことも多かったことから、実際に自分たちが扱うもの、やり取りする人と自分の目で確かめることも大切にしています。また、家庭菜園など植物や生き物に触れる趣味を持ち、実際に自身も種植えイベントに参加するなど積極的です。

・地域おこし協力隊DAOでの活動

地域おこし協力隊員を活用して、web3ならではの技術や働き方、コミュニティ形成を通じて舟橋村のさらなる活性化、知名度と交流人口及び関係人口の増加を図ることを目的とします。具体的には、地域住民や協力隊が参加するDAO(特定の目的のために人々がオンラインで集まりフラットな関係で目的達成に取り組む仕組み)の構築及び運用。サンフラワープロジェクトとNFTを掛け合わせた新しい特産品の開発。SNS、メタバースを利用したプロモーションの展開、舟橋村だからこそできる文化の体験とその発信を目指します。

にしけん氏制作のメタバース空間にしけん氏制作のメタバース空間

②業務目的

 地域おこし協力隊員(以下「隊員」という。)を活用し、web3(web3.0)技術を活用した新たなデジタルコミュニティ(DAO)の形成並びに当該コミュニティを通じて、舟橋村サンフラワープロジェクトの推進に取り組むとともに、シティプロモーションの推進を図ります。新たな交流人口及び関係人口を拡大し、地域の絆を深め未来を担う子どもたちの健全育成を図ることを目的とする。

③業務内容

・地域住民や協力隊が参加するDAO(ブロックチェーン技術を活用した自律分散型組織で、地域の魅力を活かしたWeb3プロジェクトの創出や、地域住民の参加・創造性を促進する仕組み)の作成及び運用。
・新たな交流人口及び関係人口の創出のために、DAO内での参加型の意思決定を通じて、市の課題解決や地域の魅力発信に係る取り組みを提案する「デジタル協力隊」を活用した交流活動。
・広報・シティプロモーションの展開(SNS等を積極的に活用したプロモーションを展開し、本市のイメージ・ブランディングを増進させるイベントの実施や情報発信をすること。)
・舟橋村サンフラワープロジェクトに関すること全般。

【舟橋村長 渡辺光様からのコメント】

このたび、全国で3例目となる「地域おこし協力隊DAO」の取組を行うこととなりました。舟橋村は富山市のベッドタウンとして、現在も人口が増加し続けています。
子育てしやすい環境との高評価から子育て世代の転入が多く、若い人が多い村ですが、世代間のギャップによるコミュニケーションの希薄化という課題も生じています。
そのような中、村では、今年度から新たに、村民がみんなでひまわりを育てて、収穫そしてひまわり油を搾油し加工品の製造・販売を行う「サンフラワープロジェクト」に取り組んでいます。
このプロジェクトに「地域おこし協力隊DAO」のスキームをかけ合わせ、関係人口の増加、多世代交流の創出、地域社会のDX化などを推進していきたいと考えています。

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