国内最大級のNFT専門メディア『NFT Media』に、株式会社あるやうむが実施した「DAOマネ勉強会」の取り組みが紹介されました!

目次

DAOマネ勉強会とは?

DAOマネ勉強会は、株式会社あるやうむが地域おこし協力隊DAOソリューションの一環として実施している、地域おこし協力隊員向けの学びの場です。

地域おこし協力隊は、自治体ごとにミッションや地域環境が大きく異なり、「正解のない仕事」とも言われます。一方で、全国各地の現場には、数字では測りにくい実践知や失敗知、地域住民・役場との関係構築のノウハウなど、横断的に共有できる学びが数多く存在しています。

あるやうむは、協力隊員一人ひとりの経験を個人の中だけで終わらせず、地域を越えた学びに変えることを目的に、DAOマネ勉強会を実施しています。現場で成果を出している協力隊員や関係者が自身の経験を語ることで、これから着任する協力隊員や、現在活動中で壁に直面している協力隊員にとって、より実践的な学びの機会を提供しています。

■今回の勉強会について

今回のDAOマネ勉強会では、東京都渋谷区から北海道芦別市へ移住し、地域おこし協力隊の林業部門を経て、現在は芦別市議会議員として活動する「しんむらさん」を講師に迎えました。

勉強会では、地域おこし協力隊としての活動経験から、市議会議員という出口戦略を選んだ経緯、議員として実現してきた行政改革、地域資源を活かした取り組み、さらに2027年4月の統一地方選を見据えた選挙出馬の実践的なノウハウまで、地域を根幹から変えるための実践知が共有されました。

今回のテーマ

今回のテーマは、北海道芦別市で活動するしんむらさんによる「地域おこし協力隊から市議会議員へ。行政の根幹に関わることで地域を残す」です。

イベント運営や起業といった地域づくりの手段だけでなく、市民の代表として一定の権限を持つ議員という立場から、行政の方向性そのものを変えていくアプローチが紹介されました。

特に、「地域を残すには、行政という根幹に関わる必要がある」という考え方が印象的な内容となっています。

実践事例①:地域おこし協力隊の“出口戦略”として選んだ市議会議員という道

しんむらさんは、2016年に地域おこし協力隊の林業部門として芦別市へ移住しました。任期中は、シカ肉のペットフード開発、薬草クロモジの商品化、シカ肉カレー教室、民泊開業など、幅広い活動に取り組みました。

一方で、「3年の任期でどう結果を出すか」という焦りも抱えていたといいます。その後、周囲の何気ない一言をきっかけに、協力隊任期途中で退任し、2019年の統一地方選挙に出馬。初当選を果たしました。

地域おこし協力隊の任期後のキャリアとして、地域に残り、行政に関わる「市議会議員」という選択肢があることを、自身の経験を通じて示しています。

実践事例②:議員だからこそ変えられる行政の仕組み

市議会議員として、しんむらさんは一般質問や委員会の場で数多くの提案を行い、実際に制度を動かしてきました。

代表的な成果として、地域おこし協力隊の「フリーミッション部門」の創設があります。従来の農業部門・林業部門といった枠にとらわれず、「自分はこれがやりたい」という提案型の採用枠を新設することで、多様な人材が地域に入ってこられる入口を作りました。

また、ゼロカーボンシティ宣言の実現や、市庁舎へのクーラー設置など、地域の暮らしや行政運営に関わる改革にも取り組んできたことが紹介されました。

実践事例③:未活用資源を価値に変えるジビエ加工場誘致と高校存続構想

芦別市は市の面積の約9割が山で、年間でエゾシカ約1,200頭、アライグマ約800頭、ヒグマ約25頭が捕獲されている地域です。一方で、市内にジビエ加工場がないため、その多くが廃棄されているという課題があります。

しんむらさんは、この未活用資源を価値に変えるため、近隣で加工場を運営する事業者の2号店を芦別市へ誘致する構想を進めています。

さらに、芦別高校の存続に向けて「自然動物科学科」の創設も提案。地域資源である自然や野生動物との関わりを教育資源として活用し、道内外から生徒が集まる魅力的な学校づくりを目指す構想が紹介されました。

実践事例④:統一地方選に向けた実践的ノウハウ

今回の勉強会では、2027年4月25日に予定される統一地方選を見据え、議員に関心のある協力隊員に向けた実践的なポイントも共有されました。

具体的には、「なぜ出馬するのか」という目的の明確化、本気で応援してくれる仲間づくり、資金やスケジュールの準備、家族の理解や身辺整理を含むリスク管理など、選挙に挑戦するうえで必要となる現実的な準備について語られました。

地域おこし協力隊として地域に関わった先に、行政の意思決定に関わるというキャリアの可能性を考える機会となりました。

講師紹介

今回の講師を務めたしんむらさんは、北海道芦別市議会議員であり、元・地域おこし協力隊の林業部門隊員です。

東京都八王子市出身。株式会社サイバーエージェントでの勤務や飲食店経営などを経て、2016年に芦別市へ移住。地域おこし協力隊として活動した後、2019年の統一地方選挙で初当選し、2023年には2期目の当選を果たしました。

現在は、市議会議員として活動する傍ら、あしべつ未来の森協同組合専務理事、北海道知事認定木育マイスター、空知地域北森カレッジ支援部会部会長など、地域の森林資源や教育、狩猟、木育に関わる幅広い活動を行っています。

参加者コメント

勉強会には、各地域で活動するDAOマネージャーも参加しました。

北海道紋別市のDAOマネージャー nariさんからは、地域おこし協力隊の枠を越えて地域をより良くしていくために、市議会議員という選択肢が身近に感じられたというコメントが寄せられました。

また、鳥取県鳥取市のDAOマネージャー たくみさんからは、政治や行政の仕組みを知識として理解するだけでなく、地域おこし協力隊として行政に近い立場で活動する中で、自分ごととして捉えるきっかけになったという声が紹介されています。

今後の展望

株式会社あるやうむは、今後も地域おこし協力隊員同士の知見を共有する勉強会を継続し、各地域で生まれた実践や学びを横断的に活かすことで、地域全体の価値向上につなげていくとしています。

地域おこし協力隊DAOを通じて、地域に移住した隊員が孤立せず、他地域の実践知を学び合いながら、それぞれの地域で成果を生み出していく仕組みづくりが期待されます。

元の記事はこちらです
NFT Mediaの記事:https://nft-media.net/regionalrevitalization/alyawmu-dao/89954/

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