このたび、北海道えりも町が好きなイラストレーターに作品のオーダーができる「イラストレーターふるさと納税」の返礼品の提供を始めました。
今回は、パッキリとして凛とした雰囲気の切り絵風イラストを制作されている、イラストレーターの加藤 光雲先生(@Mitsukumo)にご参加いただくことになり、加藤 光雲先生のことや今回の取り組みについてインタビューをさせていただきました。
加藤 光雲先生のプロフィール、イラストの作風について教えてください。
初めまして、加藤 光雲(かとう みつくも)と申します。兵庫県神戸市の専門学校でグラフィックデザインを学び、8年前に上京してから都内にてグラフィックデザイナーの傍ら細々とイラストレーション制作のお仕事を行っております。
女性キャラクターをメインモチーフとしたイラストレーション制作を得意としており、Adobe Illustratorを用いたメリハリのある切り絵調テイストの作品を手掛けております。
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絵のお仕事をされるうえで、大切していることがありましたら、教えてください。
クライアント様の希望される納期の設定と完成イメージの共有を大事にしております。
一例を挙げると、過去に企業様よりグッズ用のイラストレーション制作のご依頼をいただきました際に具体的なイメージの指示が無かったため、下記のプロセスで納品を進めたことがございます。
①簡単なラフスケッチを数点提案しイメージを共有→②ラフの描き起こし(下書き)→③グラフィックソフトを用いた制作作業
納品はあくまでも『結果』であり、納品までの『過程』を提案するのも大事なイラストレーション制作の仕事だと考えております。
影響を受けたイラストレーターや、クリエイターの方はいらっしゃいますか?日頃の創作のアイデアはどのように湧いてくるのでしょうか?
20歳の時にペンを握ったきっかけとなる学生時代の後輩達や旧友で漫画家のURUTE先生、同じ専門学校だったイラストレーターの大谷リュウジ先輩の作品など、出身の関西で出会った方々からの影響は大きくありました。
アイデア出しについては特別なことを行っておらず、日々の生活から得ることが多いです。気に留めたワードや何かを見た時に頭の中に残ったものを紙にスケッチして描き溜めていくことはしていますね。
余談ですが、入浴中にねじれた歯みがき粉のチューブを見て「このポーズは制作のヒントになるな!」とインスピレーションを受け作品を手掛けたこもありましたので割と身近な事象から作品のヒントを得られる方だと思っています(笑)
今回ご参加いただく「イラストレーターふるさと納税」の取り組みは寄付が入ってから作品の制作となります。この取り組みについて初めて聞いた時どう感じましたか?
私もよくふるさと納税を活用しお世話になっている方へのプレゼントとして返礼品を選んでいるのですが、イラストレーション作品を返礼品として提供するサービスが斬新で面白いですね。
イラストレーションが好きな方や、感度の高い方を中心にこのような返礼品もあることが広まってほしいと思います!
イラストレーターふるさと納税では、イラストレーターごとに専用の寄付サイトが作られますがその点についてどのように感じていらっしゃいますか?
寄付者の方も興味のある作家のWebページにアクセスし、寄付手続きを行うことができるのでユーザビリティ面でも迷うことがないため作家ごとのWebページを設けるのは良いですね。
他のイラストレーターの方々におすすめするなら、このサービスのどんな点を伝えたいですか?
北海道に興味をお持ちの方やイラストレーション制作が好きな方、また『NFTアート』という新たな媒体に興味を持たれている方であればどなたでも挑戦ができるチャンスがあると感じております!
最後に、イラストレーターとして今後の活動のお知らせや、これから挑戦したいことなどあればお聞かせください。
挑戦、というより長期的な指標となるのですが「死ぬまで細く長く描き続けていくこと」を目指しております。
私は制作活動を行ってきた期間はそこそこ長いのですが、学生時代に描き始めた当時に出会った方が社会人になったことなどライフステージの変化をきっかけに筆を置かれた方の話も多く聞きました。
私も現在は本業にタイムリソースを多く取られ、イラストレーション制作を行う時間や作品数は年々減ってきておりますが、「継続は力なり」という言葉の元にひたすら描き続けていきたいです。
X(旧Twitter) @Mitsukumo
\ 加藤 光雲先生の返礼品はこちらから寄付をして依頼ができます!/
このたびはお忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
加藤 光雲先生のイラストは、キリッとした雰囲気のキャラクターが素敵です!これからも先生の作品を楽しみにしています!