本プレスリリースは、あるやうむが推進する地方創生モデル「地域おこし協力隊DAO」の北海道余市町着任のhiro氏によるレポート記事になります。
machiDAOとは
余市(Yoichi)の町おこしをきっかけにスタートしたDAOプロジェクト”machiDAO”は、現在、地方創生とDAO(分散型自律組織)活動を融合させた実験と体験の場として、着実に形を整えつつあります。その一環として、2024年9月21日~22日に作家であり、多方面で活躍される坂口恭平氏を余市にお招きし、展示&ライブイベントを開催しました。このイベントは、坂口氏に直接お願いをするところから始まり、 machiDAOのリーダーで余市在住のhiroと坂口さんの”超”大ファンである強力な助っ人メンバーおせんちゃんが中心となって準備を進めました。
machiDAO―“誰かのやりたい”を叶える、大人の遊び場です。その遊びが町おこしに繋げ、今回のイベントでは当日坂口さんの絵と音楽を楽しむ目的に多くのお客様が余市を訪れ、イベントを楽しむ盛況ぶりとなり、やりたいを叶えることができました!
machiDAOのイメージキャラクター。
余市名産品のリンゴとイメージカラーで構成。
自立分散組織”Nouns”DAOにちなんだ四角いメガネをかけています。
machiDAOの11月の活動報告
machiDAOでは毎月の活動をnoteにまとめて発信しています。
トピックはこちら
- 余市町も秋から冬へと移行しました。
- sugishigeさんのランニングイベント!
- machiDAOワークショップ
- 今月はdiscordとzoomでオンラインweb3勉強会
- 地元特産品プレゼント企画第二弾
- machiDAO ビーチクリーン活動(11月3日)
- Xスペースアーカイブゲスト回
- 群馬県GALYEAを視察
- 余市町主催のワイン初めて講座に参加
- 和歌山県白浜にてDAOサミット開催
詳細はこちらのnoteから
https://note.com/hiroquuipo/n/n5bef909439f6
DAO活動を通して 地方に”風”を起こす人を呼びたい
ここからは、2024年9月21・22日に開催した「坂口恭平日記 余市」のレポートです。
坂口恭平さんのイベントは、奇跡のようなタイミングと多くの支えによって実現しました。すべては坂口さんのXのスペース”恭ラジ”での直談判から始まり、その場で坂口さんが日程を決めてくださった瞬間から、夢中で準備に取り掛かりました。
坂口さんは地方(熊本県)を拠点に全国区で活躍されており、またジャンルにおいても作家活動のみならず、アートと音楽でも独自の世界観を貫き、活動されています。その自由でクリエイティブなライフスタイルから生み出される作品群は多くの方を魅了しています。地方の生活を彩る”先輩”でもある坂口さんを余市にお呼びできる事は文化的な意味でも”地方が今面白い”というムーブメントの一端になるのではないかと考えました。
坂口恭平さん
会場探しと準備
会場選びでは相棒のおせんちゃんと、一緒に余市の町を歩き回りながら候補地を探しました。最終的に坂口さんともXスペース上で相談し、余市エコビレッジに決定。その過程のやりとりは楽しいものでした。作品準備では、会場のサイズに合わせて坂口さんに選定して頂き、事前のレイアウト設計と什器の手配を行いました。 展示作業は前日夜に2名で行いました。前日の緊張と準備の疲れがピークに達する場面もありましたが、何とか完成させました。
グッズ製作・フライヤーとXスペースでPR
オリジナルのTシャツやフライヤーも準備しました。これらはスタッフへの感謝を込めて記念品としてプレゼントしましたが、若干数用意した販売用も完売するほどの人気でした。坂口さんの方でグッズとしてポストカードも販売し、こちらも大人気でした。有難い事に会場費の一部として坂口さんから売り上げを寄付して頂きました。
PR活動では、地元の店舗を回り、札幌の喫茶店やギャラリーに行って配布をお願いしたり、Xのカウントダウンスペースを実施。ある回では500人を超えるリスナーがスペースに集まり、坂口さんの人気ぶりに感動しました。イベント前に坂口さんからも何度もご紹介頂き、注目度がどんどん増していく様子に私たちも驚きました。
イベント当日
迎えたイベント当日の2日間は、本当にあっという間でした。坂口さんをお迎えし、まずは地元の美味しいものを召し上がっていただこうとしたのですが、どのお店もいっぱいで、急遽カレーを購入し会場へ。
たくさんのお客様がすでにお待ちで、休憩も束の間ライブが始まりました。1時間にわたるライブは会場いっぱいのお客様とともに大いに盛り上がり、熱気に包まれた瞬間でした。ライブ中は坂口さんのパフォーマンスにお客様が引き込まれ、一体感が生まれる感動的なシーンが繰り広げられました。
イベント2日目と反省ポイント
2日目も予定外ながら、坂口さんがギリギリの時間まで2回目の屋外ライブを行ってくださり、再び大いに盛り上がりました。 反省点としては、坂口さんに余市の海産物などの美味しいものをゆっくり楽しんでいただけなかったことです。時間が思ったよりタイトで、十分なおもてなしができなかったことが心残りですが、次回もしまたお越しいただける機会があれば、ぜひ地元の魅力をもっとご紹介したいと考えています。
【後日談】
イベント後に坂口さんが余市の風景を描いてくださったのは、嬉しいサプライズでした。その作品は余市の自然の美しさを独自の視点で捉えていて、私たちにとって宝物のような存在です。また、当日の展示と同時販売した作品も8作品が売れ、多くの方にその魅力を感じてもらえたことは大きな喜びでした。
次回の目標としては、さらに展示の作品数を増やし、もっと見ごたえのある内容にすることを考えています。また、お客様も坂口さんも楽しんで、くつろいでいただけるような工夫をしたいと考えます。
坂口さんも「また来たい」とおっしゃってくださったので、恒例のイベントとして継続できたらと思っています。これからも皆さんの期待に応えられるような素敵な体験を提供できるよう、心を込めて準備を続けたいと思います。
今後も大きな取り組みをプレスリリースにて報告いたしますの、応援いただけると嬉しいです。
machiDAOに関するリンクは以下になりますので、ぜひチェックしてみてください。