【夕張メロンNFT】NFTを通した「デジタルアンバサダー」による町づくり

目次

夕張メロンNFTとは

夕張メロンNFTとは

夕張メロンNFTは、MeTown株式会社 と夕張市農業協同組合が共同で手がけた、夕張メロンをモチーフとしたNFTです。
地域産品を通じて「第二の故郷」と繋がることができる革新的な試みとして注目を集めています。全国の農協で初めてNFTを活用し、夕張メロン1玉を受け取れる権利や、JA夕張市公認の「デジタルアンバサダー」になる権利も得ることができる魅力的な取り組みとなっています。

夕張メロンNFTの

中心人物

取り組みの中心人物としては、MeTown代表の田中一弘さんがいます。
北海道出身で、高校生の時に夕張が財政破綻したニュースに驚いて、地域活性化や地方創生に興味が湧き、大学でも地方創生分野の領域を勉強してきた方で、独立をして、夕張メロンNFTのプロジェクトを始められました。

参照:AMA-夕張メロンNFT https://twitter.com/MeTown_jp/status/1615664879339462657?s=20

どのように誕生したのか

取り組み背景

夕張メロンNFTのプロジェクトは、夕張メロンのファンの輪を世界中に広げることを目的とした取り組みです。夕張メロンは、北海道夕張市内でのみ生産が許可されている希少な農産物ブランドとして、大きな知名度と人気を誇る高級ギフトフルーツです。しかし、近年では、作り手の高齢化などの問題により、生産量が減少傾向にあります。

そこで、夕張メロンの作り手を支えるファンの輪を広げるため、JA夕張市とMeTownが共同で新しいプログラムを立ち上げました。この取り組みにより、夕張メロンの魅力が更に広がり、生産者を支援することが期待されています。

NFTの導入によるメリット

  • デジタルお中元
    • このNFTは、大切な人や親族に贈ることでデジタルお中元としても利用できます。期限内に受け取った方は夕張メロンを受け取る権利を得られるだけでなく、受け取った後もデジタルアートとして残り続ける新しい楽しみ方が実現できます。
  • コミュニティ形成
    • NFTを取得することで、夕張メロンのコミュニティに参加できます。これまでの購入体験では消費者と生産者のつながりが作れない課題がありましたが、NFTを通じたコミュニティのもとで消費者と生産者が継続的に関わることができるコミュニケーションが生まれます。
  • 農家の収益向上
    • NFTの二次流通の特徴により、プロジェクトが盛り上がるほどNFTの価値が向上します。プロジェクトが盛り上がった場合、夕張メロンの認知度がさらに向上するだけでなく、二次流通による収益の向上も見込めます。

実際の反響

夕張メロンNFTは888個のジェネラティブ(一点もの)で用意されました。
2023年1月14日にプレセールにて、
仮想通貨決済 100個 0.06ETH
日本円決済  5個  12,000円
の105個が事前登録者に対して用意され、全てが完売しました。

残る783個の販売は2023年1月21日から
仮想通貨決済 0.07ETH
日本円決済  14,000円
で販売されています。

夕張メロンNFT購入サイト
https://yubari.metown.xyz/

保有者特典

  1. デジタルアンバサダー権利
    1. 夕張メロンNFTプロジェクトでは、デジタルアンバサダーになる権利を提供されます。これはコミュニティへの参加権であり、夕張メロンの生産者たちと一緒になれる特権として、プロジェクトの中でも特に重要なポイントです。
  2. 実物の夕張メロン受け取り権利
    1. 夕張メロンNFTは、実物の夕張メロンと紐付いた唯一無二のアイテムです。NFTの所有者は、本物の夕張メロンを受け取る権利も持つことができます。
  3. 夕張メロンデジタルアートの保有体験
    1. 通常のメロン引換券では、メロンを食べ終わると不要になりますが、夕張メロンNFTではデザイン性のあるデジタルアートが付属しています。これにより、NFTをデジタルウォレットに保存し、コレクションとして楽しむことができます。

ふるさと名品選出

夕張メロンNFTの取り組みは、新たな地方創生事業づくりや、新たな商流づくりをサポートする「ふるさと名品オブザイヤー」2022年度「地方創生賞(コト部門)」にて表彰されています。地域の眠っている資源を掘り出し、地域の外にいる消費者に資源の存在を知る機会を与え、ファン化する取り組みが評価されています。

参照:ふるさと名品オブザイヤー https://furusatomeihin.jp/2022/winning-prizes/koto/01.php

今後のロードマップ

夕張メロンNFTロードマップ
参照:https://www.metown.xyz/PLOJECT/yubari-introduction

今回の夕張メロンNFTの販売を始めとして、NFTを通した累計のデジタルアンバサダー(デジタル関係人口)が夕張市の人口を超える未来を目指します。そして、2027年に夕張市が借金返済完了を達成し、新しい次世代の夕張市の町づくりを計画しています。

(担当:中村一稀)

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